一番幸せな過去世は、一番不幸かもしれない

リーディングの質問として「前世が知りたい」というリクエストされる方が少なからずいらっしゃいます。
皆さんがイメージする前世は、ひとつ前の「過去世」の事が多いようです。そう、ほとんどの方は沢山の「前世」をお持ちですので、私は「過去世」と表現しています。過去世をどこまで見せてもらえるか、お伝えできるかは分かりませんが、ソウルに質問はします。
過去世に限らず、あなたが知りたいと思っている情報でも、今、必要がなければ、ソウルが情報を開示しない場合もあるのです。その話はまたいつかの機会に。

本題に戻ります。
そういう風にたくさんの過去世がある中で、どの過去世について聞いてみますか?と言われると結構困りますよね。
そこで「一番幸せだった過去世」はどうでしょうと提案していた時期がありました。
何度かに渡り、「一番幸せだった過去世」を見させて頂くことになるのですが、
1つ発見をします。
「一番幸せ」は現代の自分から見ると「そんなに幸せじゃない。」とか「むしろ不幸じゃない?」と感じることもあるということです。
例えばですが、一番幸せな過去世が戦場でめった刺しで亡くなるという過去世だったら?これどう思いますか?

私は、悲しすぎるわー、と思ってしまうのですが、過去世にしてみれば「戦場で主君のために戦って死ねるぜ。なんて幸せなんだ!」となるわけです。
過去世は現代の私たちとソウルを介してひとつづりです。でも、人は違いますし、生きていた時代が違う。そうなると当然、「価値観」が違ってくるんですね。
なので、期待していたクライアント様をがっかりさせてしまいかねない過去世もあるということ。
過去世は過去世の価値観で生きていた、幸せを感じたり、嬉しかったり、傷ついたり、苦しんだりしたことがあったという事を知り、そういう価値観で生きていたこともあったと、とらえて頂くと新しい感覚が持てるかもしれません。

過去世にとらわれ過ぎず、今を生きる自分とは切り離して考える事が時には必要です。
過去世を聞いてもソウルが答えてくれないということもあります。全てではありませんが、その理由のひとつとして、そのような考え方が出来るか出来ないかということがあるようです。

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