劔神社

いよいよRPG本編。
劔神社と気比神宮へ行くことは決めていましたが、まわる順番は分かっていませんでした。日程の関係で
劔神社が先になりましたが、なんとなく順序を間違うことはないのだろうと思っていました。

友人の運転で劔神社に向かいます。友人の感覚で裏の参道から入ることにしました。
鳥居をくぐります。

余談になりますが、私はいつも鳥居をくぐった瞬間に自分の事を名乗り始めます。
歩きながら名前と住所とお参りに来た目的を伝えていきます。目的がなくお参りする場合は、お参りの機会をありがとうございます、と感謝の気持ちを伝えています。
これは私の感覚ですが、神社に入ってこようとする神社のエネルギーと大きく外れた存在は鳥居をくぐれません。普通の人がくぐれないことは滅多にないです。エネルギーの外れ具合がもっとあるもの、人ならぬ存在の話です。門そのものが門番というか、そういう意味で鳥居はただの門とは違います。歩きながらで構わないのでそこで名乗り始めます。
もう一歩踏み込んで言うと、鳥居をくぐった瞬間の感覚を覚えておくといいと思います。とても好きな神社と、行ってみたけれどなんとなくピンと来ない神社で、その感覚に違いがないか振り返ってみると、何かわかることがあるかも知れません。
神社と合う、合わないがあるのか?これも私の感覚ですが、合わないこともあると思っています。人によって違うので、どういう状態が合わない状態なのかというのはとても答え辛いです。まずは自分の感覚を信じるというのが大前提。鳥居をくぐった感覚は結構使えるかと思います。

参道を少し進むと林の中に白鷺が一羽見えてきました。白鷺の更に奥に摂社が見えます。
その摂社にお参りするということかな、と思っていると、私たちを誘導するかのように白鷺が摂社に向かって歩き出します。お参りしていくことにしました。

摂社は猿田彦神社でした。
こちらにお参りしようとすると、ブーンと熊蜂の羽の音が聞こえました。なんとなく六甲での出来事を思い出しましたが、実在の熊蜂でした。蜂怖いなぁと思いながら、
「御用があって参りました。」
と告げると、熊蜂はどこかへ飛んでいきました。
猿田彦神社の神様から
「本殿へ参られよ。」
と言われ、摂社は他にもありましたが、まっすぐ本殿へ向かいました。

林の中を少し歩いて、いよいよ劔神社本殿です。
お仕事をさせて頂きますという気持ちをこめて、名前を名乗り、呼吸を整えていきます。姿は見えませんでしたが、神様とつながったようで、声が聞こえてきました。
「よく来てくれた。これを気比神宮へ。」
目の前に見えてきたのは、青~緑色の細長い光を放つエネルギーです。
これは劔でいいのかな?それにしてもきれいな色で、じっと見つめてしまいました。
「これは劔ですね。確かにお預かりしました。」
『預かった』と言うことが必要だったようで、その言葉を言い終えると光は私の中へ入りました。
「そう。これを届けてほしい。」
「承知しました。」
お預かりした劔の凛とした冷たさと重さを今でも思い出すことができます。
何に使うのか、どうして私が届けるのか、尋ねるつもりはありませんでした。
普段からぼけっとしていて、チャネリング中はそれに輪をかけてぼーっとしているので、それを聞くことまで頭が回らなかったというのもあります。

このあとしばらく劔神社に滞在しますが、その時のことはRPG本編から外れる話になる為、別の記事に書きたいと思います。

次の記事では、光の劔を持って氣比神宮へ向かいます。

このページをシェア: