ハイヤーセルフについて

ハイヤーセルフについて、今まで私自身がよく分からないことが多く、自分の言葉で分かりやすく、人に説明するということができませんでした。

ソウルリーディングのソウル=ハイヤーセルフの事で、これは高次の自分と言われているものです、としか言いようがなかったのです。過去の記事も間違えではなく、今回の記事を読んでいただく前にこちらを事前に読んで頂けるとよりご理解頂けるかと思います。

少しずつですが、分かってきたことがあります。
「例え」を使って今の私なりに言葉で説明してみたいと思います。

ハイヤーセルフを説明するために、「人」を「人間の身体の一部」に例えるところから始めてみます。

突然ですが、副甲状腺はご存知でしょうか。甲状腺はご存知だと思いますが、その甲状腺の裏側にある米粒ほどの小さな臓器です。https://ja.wikipedia.org/wiki/副甲状腺

この4つある副甲状腺の内の1つを仮にハイヤーセルフだと思ってください。
では、私達「人」を何に例えるかというと、やはり副甲状腺です。ですが、「たった今の生きた細胞で構成される副甲状腺」です。
なぜ、「たった今」という言葉を付けたかを説明します。
副甲状腺そのものは生まれた時にはすでにありました。でもよく考えてみて頂きたいのです。0才児の時の副甲状腺と、現在の副甲状腺は同じものでしょうか。副甲状腺を構成する細胞は代謝を繰り返し、入れ替わっているはずです。
副甲状腺はいつもそこに存在していましたが、過去と今では違う細胞で構成されているとも言えます。
まるで、ハイヤーセルフはずっと同じように存在しているのに、過去世、現世、来世とつながる私達のようです。こちらの過去記事をご参照頂けると分かりやすいかと思います。
本当は単一細胞の臓器があったらもっと分かりやすかったかもしれませんが、人間の臓器ではそれがないので、なるべく小さな臓器を選んでみました。(透析室で働く私にとってはとても身近な臓器ということもありますが。。。)

ではここで「人間の身体」とはこれは何を例えたものになるのか。
まず、人が踏みしめる大地は地球。地球は、副甲状腺が付いている甲状腺に例えましょう。
そして、地球があるのは宇宙です。今回の例えでは宇宙を人間の身体と例えることができます。

さて、副甲状腺は副甲状腺ホルモンを分泌し、血中のカルシウム濃度を一定に保つ働きをしています。細胞は入れ替わりつつも、目的は変わらない、副甲状腺の使命ともいえますね。身体全体から見たら、とても小さな臓器ですが、身体全体に影響が及ぶ大きな働きをしているのです。
忘れないように戻ります。ハイヤーセルフを副甲状腺に例えている。つまりハイヤーセルフにも働き、目的、使命があるわけです。
よくハイヤーセルフは長い旅をしていると言われますが、そう「人」は(私達から見ると過去世、現世、来世と)入れ替わりつつ目的に向かっての旅です。たくさんの経験とその記憶を全て集めていく気が遠くなるような長い旅です。
ん?お気づきの方もいるかもしれません。ということは、私達(過去世、現世、来世)はハイヤーセルフの経験と記憶集めの為に存在しているのかと言われると、それは違います。それを証明することはできませんが、逆説的に言うと、もしハイヤーセルフの為に存在しているとしたら、私たちに意思はいらないはずです。

人の身体には様々な臓器があります。そして身体の中では様々な臓器が複雑に影響し合っています。1つ1つの臓器はハイヤーセルフ。身体は宇宙。
宇宙の中で自分がどれだけ影響を与えているか。あなたが思っている以上に複雑に影響し合っているのです。それぞれがかけがえのない存在だというのは、そのことから言えるのです。

ここからは、私のハイヤーセルフからなんとなく聞いたことになります。
ハイヤーセルフはその目的と使命を果たした時、宇宙のおおもとの意識に帰っていくようです。帰る、つまりはそこから来たという事です。よく言われるワンネスというのはこのことだと思います。ハイヤーセルフの旅は人間からすれば気が遠くなるような長い旅ですが、終わりはあるようです。そしてそれは宇宙も同じなのだと思います。

ハイヤーセルフの話をしましたが、もちろん私にも終わりがあります。人間なので身体は日々年をとって衰えていきます。ぼーっとしていても、何かに一生懸命になっていても。
目的や使命を果たす前に、身体が駄目になってしまうなんてこともないとは言えない。自分を見ないで、他に気を取られている暇はないな、と今、改めて思いました。

つたない文章で分かりにくいところが多々あったと思いますが、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
ハイヤーセルフと人、宇宙との関係について、もっとうまく言葉にできる時が来るように思います。その時はまた書かせて頂きます。

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