雑司ヶ谷 鬼子母神

それまで雑司ヶ谷の鬼子母神様にほぼ月1回お参りしていました。
外出自粛の為、数か月お参りが出来ませんでしたが、自粛が解け、少しほっと出来ていた期間にお参りできました。
今後はいつお参りできるのかどうか見通しがたたない今、お参りしたいところに行けることは、ありがたいことだな、と身に沁みています。

さて、鬼子母神様の漢字ですが、こちらのお堂では鬼の字の一画目、角がない形で書かれています。
角のない鬼。字の通りほんとうに穏やかでおやさしい方です。お参りに来られる方全員を自分の子供のように見守って下さっています。
いつも「今日もお参りに来られました。ありがとうございます。」と伝えます。
「母」という存在の全てのよきところを集めたような存在と言いましょうか、お参りするとほっとします

出産や子育てを見守って下さるのはもちろんなのですが、もう1つ、鬼子母神様が人に対して強く想っていることがあります。
それは、
「人は変われる」
ということです。
今はとても穏やかでやさしい彼女ですが、かつては人間の子をさらって食べていました。
そこから改心して安産・子育ての神になったというエピソードがあります。

人はいつからだって変われる。遅いということはなく、気が付いたその時に。自身がそうであったように変われる。
人にはそういう力があるのだと信じて下さっています。鬼子母神様のその想いに私はずっとすくわれてきました。
子供を持たない私が子育ての神と言われる鬼子母神様をお参りし続けるのはそんなわけがあります。
内面的な変化や成長が必要と気がついた時、お参りしてみてはいかがでしょうか。

妙見様は鬼子母神堂のちょうど真裏にお祀りされています。
妙見菩薩は北斗七星を神格化したものといわれているそうです。
鬼子母神堂に鬼子母神様と妙見様おふたり並んでいらっしゃる感じなのですが、たまにお堂の真裏の妙見様のところで手を合わせることもあります。
もちろんちゃんとこちら側にもいらして頂けます。
私は中心が濃い青色でその周囲が銀色の光としてとらえています。
これを書いていて気が付いたのですが、妙見様については私が鬼子母神様に話しかけているのをうなづいていてくださる印象があります。
ですが、妙見様の言葉というのが記憶にないのです。
いつになるか分かりませんが、今度お参りできた時はもう少しきちんとお話しできたらしてみようと思います。

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