大山詣り③ 新しい旅 番外編

大山登山をする気力と装備がなかったので、今回は気楽にロープウェイで下社まで行くことにしました。
(そして後でちょっとだけ後悔します。)
土曜日に伺ったのですが、大山は今でも本当に人気があることをおもい知らされます。
まず伊勢原駅からのバス、並びました。満員です。
ロープウェイ、並びました。満員です。
下社への参拝、もちろん並びました。

うーん、神社に人がたくさんいるのは悪いことではないのですが、集中できず下社に参拝してもなんだかパッとしません。
お隣の浅間社にご挨拶をして、誰もいなかったのでそのまま下社の横から話しかけるような形をとってみました。正面からより強めのエネルギーを感じはしますが、はっきりとお話ができず、なんとなく
「下の水のところへ」
と言われているように感じました。

大山阿夫利神社の地下には神泉、大山の水が汲めるところがあるのです。「下の水」はこれだろうと、水を汲みに行ってみることにしました。


ちなみに地下道の入り口ではお水用のペットボトルやお清めされた塩やお米、砂などをお分けいただけます。
先に水を汲んでいる方がいらしたので、少し離れて友人と並んで待っていました。ちょうど前の方が水を汲み終わった時、新たに参拝者が入ってきて私たちを抜かし、水を汲む所へさっさと行ってしまいました。そして水を口に含むと、あろうことか水盤に水を吐いたのです。それも2-3回。
友人とふたりで言葉をなくし、顔を見合わせてしまいました。

ありえない。きれいな水にそんなことするって…。

ふたりでなんだか悲しい気持ちで神水を汲みました。
そんな状態でしたから水を汲んでも依然としてパッとしません。ここに来た意味が全然分かりませんでした。

とりあえずは、当初の目的であるおしゃれで眺めの良いカフェでお茶をすることにしました。

そうだった!楽しみにしていたカフェ!

入店してすぐに特等席が空き、座ることができました。
手前の山から下っていくと、相模湾、遠くに江の島が見える外のカウンター席です。
こんなに眺めが良いところでお茶ができるとは、ここにカフェをつくった神社って最高。

それにしてもここに来たもう1つの理由、そちらがなんだかパッとしないのがやはり気にかかります。
このまま豆腐を食べて帰ってしまっていいのかと考えてしまう、と友人に話したところ、5分ほど歩いた山の中に滝があるらしいのでそこに行ってみましょうか、と提案してくれました。
登山装備はありませんでしたが5分位であれば行けるのではないかと、滝に行ってみる事にしました。

大山詣り④へつづく

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