パワースポット 琵琶湖 竹生島① 鳥喜多さんの親子丼 新しい旅⑯

竹生島をご存知でしょうか。
竹生島は琵琶湖に浮かぶ島の1つで、古くから信仰の対象とされ、今はパワースポットとして知られています。
竹生島①~④で旅の記録とスピリチュアルな面から見た竹生島を、
竹生島⑤で琵琶湖や竹生島へ旅をされたくなった方へ旅のポイントをご紹介します。

前回の江の島の弁天様の話からずいぶんと間が空いてしまったので、久しぶりの旅となります。
もしよろしければ、こちらの記事をご参考に。
今回のミッションはこちらの弁天様に水をお供えして、さげた水を頂くこと。

実は竹生島へ行ったのは2020年11月30日。
(ずいぶん投稿が遅くなってしまいました<(_ _)>)
埼玉から頑張ってお昼前に長浜に到着しました。
なぜならどうしても昼食に食べてみたいものがあったからです。
それがモチベーションになって、重い腰をあげて旅に出たと言っても過言ではありません。
そうやって美味しいもので釣るんだな、と毎回思いますが、毎回まんまとひっかかってしまいます。
じゃーん、行列必至、鳥喜多さんの親子丼です。

食事をしたあと、フェリーの時間まで長浜の街を散歩しました。
この日は曇っていて時々陽が射したかと思うとお天気雨がパラパラと降ってきて、傘を出そうと思ったら雨が止んだり。
この雨があまりにもやさしく感じられ、歓迎の雨に思えて仕方ありませんでした。
2018年に琵琶湖に来た時は逆走した台風を追ったかたちだったので、あの時も雲が空を覆っていたことを思い出しました。
琵琶湖って曇りのイメージだな、と思いつつ長浜港に向かったのでした。

駅を超えてどんどん歩いて行くと琵琶湖が目の前に迫ってきました。
「びわこー!」
誰もいなかったので好きという思いも込めて声に出して呼んでみました。
もちろん返事は、、、ありません。
私は琵琶湖が好きです。向こう岸が見えないほど広大で、全部を飲み込む感じ。
琵琶湖は400万年前に三重県伊賀市あたりで生まれ、移動し、沼や湿地になった時代を経て、100万年前から今のあたりで湖を続けているという古代湖でもあります。
人間にとっては気の遠くなるような時間が琵琶湖に詰まっているのです。
知り合いの中にはどういうわけか琵琶湖が怖くてダメという人もいます。怖い気持ちもなんとなくわかるような気がします。
スピリチュアル的にどうこうの前に、まず見た目が海のようですし、深さは最大で104.1m、溺れたら助からない感は怖いです。
場所に対して理由なく感情が湧く時、そこには何か理由があるかもしれませんがその理由を無理に探らなくてもいいのでは、と思っています。
知る必要がある時に知ればいいし、分かるときは嫌でも分かってしまうから。

さて竹生島へは専用のフェリーで渡ります。
14:05の最終便を予約していました。待合室に入ってみるとお客さんはまばらです。
こんな時期だからやっぱり大変なんだ、と心配していたら、団体さんがやってきて待合室はあっという間に一杯になりました。
竹生島は人気があるのですね。行列に並んでフェリーに乗り込みました。
フェリーは2階建て。1階は団体さんでいっぱいになったので2階席へ、竹生島へは30分ほどの予定です。
ひとりで来ている人は私の他にはいないようでした。
マスクのご時世、おしゃべりしている人は小声です。観光案内の録音放送だけがやけに大きく聞こえる室内。
椅子に座って窓からぼーっと外を眺めていました。

出航からしばらくすると、
ん?

虹だ!
視線の先に虹が見えました。急いでデッキに出て写真を撮ります。
先ほどの雨といい、この虹といい、琵琶湖が歓迎してくれているのかと思いたくなりましたが、まだ仕事は完了していないので気は抜けません。

虹がぼやけて消えたころ、フェリーは竹生島に近づいてきました。
景色を見ているとフェリーの約30分はあっという間でした。
いよいよ竹生島に上陸です。

パワースポット 琵琶湖 竹生島② 黒龍 新しい旅⑰へ続く。

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