江の島に身体なしで行ってみた話  新しい旅⑪

5月25日緊急事態宣言は解除されましたが、残念なことに江の島のある神奈川県への県をまたいでの不要不急の移動は自粛を求められていました。
そうだ!遠隔で先に下調べしてみよう!と思いつきました。江の島に意識だけ飛ばしてみることにしました。

身体がある次元から離れてみました。

江の島へつながる橋を歩いてみます。もうすぐ島に上陸というその時です。大きな龍が現れました。
「何者?何をしに来た?」
そう言って、道を塞ぎ、行く手を阻んだのです。慌てて自己紹介をし、地球のアセンションに関わる旅をしていることを説明しました。
「今日は、その旅の一環で参りました。世の中の状況で身体を連れてくることが出来ず、意識だけで先に参りました。」
「そういえば、なんか言ってたな。今まで行った場所は?」
回らない頭で一生懸命思い出しながら答えました。謙遜ではなく、身体なしの状態では本当に頭が回らないのです。
「ええと、まず井の頭弁天様、次は、、、箱根芦ノ湖九頭龍様と弁天様、それから三嶋大社と柿田川です。」
「それは私ではなくて、弁天様の方に用事だな。」
気が付いた時には場所が変わっていました。私は屋根のある小さな部屋のようなところで正座していました。
「あ、弁天様。」
正面には弁天様がいらっしゃいました。先ほどの事もあり慌てて自己紹介をし、旅の目的をお話ししました。
「ごめんなさいね。あの人(龍)怖くなかった? びっくりしたでしょう。」
「正直、ちょっと怖くて厳しい龍様だな、と思いました。そうやって土地を守っていらっしゃるのですね。」
「その通りです。」
「弁天様、私はこちらで何をしたらいいのですか。」
「水に触れて下さい。海の水ではない水ですよ。」
このへんで集中力が低下しつつあったのですが、最後にいつ行ったらいいのかを聞きました。移動が可能になったら、と言われました。そのまま私は寝てしまいました。

起きてから、水の事が気になりました。江の島に行くのに海の水ではない水に触れる?
そういえば、江の島では水の供給はどうなっているのだろう。海に浮かぶ小さな島に井戸水とか湧き水があるのか。
『江の島 井戸』で検索してみると、水道が通るまで島民は水の調達に苦労しており、対岸から水売りさんが来たりしていたとありました。井戸の痕跡もありましたが、江島神社中津宮にある「弁財天黄金浄水」という湧水。あからさますぎるのですが、こちらの水の事のように思いました。実際に水に触れたら解ると思うので、身体を持って訪問できるのを楽しみにしています。
移動が可能になったら、とおっしゃったのは夏至の前後の日を要求してのことなのか。今までの旅の経験から全て上で采配してくれることが分かってきた、というかやっと信じられるようになったので任せてみる事にしました。

あれだけ厳格に龍に守られているということは、江の島は相当なパワースポットなのでしょう。
ミッションの旅には、ただ楽しめる場所と気を引き締めなくてはならない場所があります。
パワースポットと呼ばれる場所の中には、古代からの様々なエネルギーが良くも悪くも混在して残ってる場所が少なくありません。その様々なエネルギーの境界がはっきり分かる場合、用がない所にうっかり入らないように気を付けます。
江の島は観光地ですし、賑やかで明るい印象が強いですが、実際は色々なエネルギーが混じっている場所なのかもしれません。気を引き締めて行こうと思います。
それにしても龍様の威圧感、容赦なしでした。江の島に入る時は、また怒られないように名乗ってから入ろうっと。

新しい旅⑫へ続く。

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