三輪山⑥ 2019年リアルRPGを振り返る

磐座には大きな岩がゴロゴロとあります。
ひざまずいたまま、その中の岩の1つに刻まれた文字を見ようとしましたが私の視力では見えませんでした。ですが、立ち入り禁止になっている為これ以上近づくことはできません。

アートスコープがあるじゃない!

そうでした。アートスコープを持って来たことを思い出しました。
レンズを通してみると岩に刻まれた文字が見えました。じわじわと蘇るものがありました。
眼を閉じてみます。

岩の前で祭事をしている数人の人。あれは私の過去世?
そしてその時は歩いて山を登ったのではなくて…上から来たの?宇宙船?

ソウルが見せる記憶の断片はにわかに信じがたく、でもここにいたことがあるという感覚だけは腹落ちしていました。

ようやくここに戻ることができました。約束のものを持ってきました。

ブンと耳元で羽虫が飛び、現実に戻ったのだったと思います。 
お祈りしていたのはせいぜい5分とか10分の間でしたが誰もここには来ませんでした。来た道を振り返ってみても誰もいません。誰もいないことが急に怖くなって急いで草ぼうぼうの道を戻ります。
山頂のお社の前の開けた場所にでました。あんなにたくさんいた人がひとり残らずいなくなっていました。

怖っ!こんなところでなんかあったら大変!

急いで下山しはじめるとカラスが鳴きました。

姫様の御遣いね、これでお仕事終了でいいみたいだな。

しばらくして登ってくる人が見えた時に、やっとほっと出来ました。
登りで頑張ってスカートの女性についていったことで時間は帳尻が合いました。
あの女性に私を誘導させるために、雨が降り、電車を間違え、道に迷ったのだと納得。
あの人は何者だったのだろうと今の私は思ってしまうけれど、ソウルはいつかまた会える瞬間を待っていたのだね。

無事に下山し、お昼に三輪素麺を食べて、長谷寺に寄って帰りました。
そういえば長谷寺ではアートスコープの出番がなく、岩の文字をみる為に持たされたのかと思ってしまいました。

結局三輪山での仕事は何だったかというと、古代の私が眠らせたエネルギーを現代の私が起こすこと。エネルギーを封じた箱の蓋を開けに来たという感じでした。
古代って神社とかできるもっとずっと前のことのことです。
地球のアセンションの為に必要で、陰陽というキーワードが浮かぶのですが詳しいことは正直分かりません。
一方で2018年六甲から始まったこの旅は、大国主命が主導し、瀬織津姫様は補佐らしいと徐々に分かってきたのはこの頃でした。
同時にこの大国主命と瀬織津姫、ひいては神様というのは何者なのか、という疑問も湧いてきます。

下山した時、登拝口で車いすのおばあさまがお山に向かって一生懸命手を合わせていました。
登りたくても登れない方もいらっしゃる。行きたいところに行けることはありがたいことです。
ちなみに登れなくても登拝口からお山のエネルギーが流れてくるので、ここで手を合わればお山のエネルギーが受け取れます。

三輪山の話はこれでおしまい。
次回は三輪山に登拝に行きたい方向けにちょっとしたメモを。

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