三輪山① 2019年リアルRPGを振り返る

もう昨年の事になります。
2019年5月の終わり、三輪山に登拝いたしました。リアルRPGと呼んでいた旅のミッションの一環です。今、旅に出られないのでその時の事を振り返ってみようかと思います。

もともと、ミッションとして三輪山へ行く為にそろえなければいけない条件がありました。
その条件は2018年の夏、敦賀の気比神宮で提示されたのですがどうしても揃えることが出来ませんでした。
この条件は揃えられないと分かったのは夏の終わりだったと思います。あの頃の私にとっては絶望的な事でした。
どうしてこんなことになってしまったのか、どうにかならないかと毎日考えていました。

秋も終わりの頃、その頃働いていた職場(スピリチュアルとは全く関係ない職場です)で、「○○の資格を取ってはどうか、研修をうけてみては?」と上司が勧めてくれました。
調べてみると、研修は年1回行われるようで次回は2019年5月、場所は・・・思わず大声で叫んでしまいました。
「奈良~っ‼‼」
「え、なに? 奈良がどうしたの?」
大声に驚いた同僚が怪訝な顔で聞いてきます。
「あ、ごめん、いくら研修とはいえ奈良は遠すぎるから予算的に無理だよなー、と思って。」
大声を出したのは、毎日三輪山に行く条件の事を考えていて、そこへきて奈良の地名が出てきたことに驚いたからです。
せっかく奈良という言葉が出てきましたが、これは予算を通してもらえないだろうと思ったのも事実です。
上司に相談してみると、とりあえず事務方に出張申請し判断を仰ぐことになりました。
そしてすんなり申請は通ってしまったのです。

「条件が揃っていないのに意図せず奈良へ行くことになってしまって。どういうことなのでしょうか。」
混乱した私は師匠であるみどりさんにリーディングをお願いしました。伝えられた言葉はとてもシンプルでした。
「招待ですよ、とのことですよ。」
と、当初の条件の代わりとなるものが再提示されました。
出張にプラスして有給申請し、とんとん拍子に奈良に滞在できることになってしまいました。

思い返してみるとその頃、自分の状態は満身創痍であるから自分が取った自分の情報は信用ならないと思い込んでいました。
気比神宮で最初に示された条件を揃えようとして揃わず、傷ついて何を信用していいのか分からなくなりとても苦しくなりました。
もしかしたらそれはこのミッションだけではなく私が今世で果たしたいことにつながる大事な過程だったのかもしれません。
かもしれません、というのは未だに分からないというのもあるのです。
この経験をした理由が明らかになる日がいつかくるのかどうか分からないです。
この道を選ぶ以外の選択肢は考えられなかった私自身の決断。
今更これを書く気持ちになったのは、つい最近信じることしかできないと、ある意味諦めたからです。
いつかあの経験を笑って話せる日が来ますようにと祈りつつ。

三輪山の旅の記事、しばらく続きます。よろしければお付き合いくださいませ。

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